イシスDO-SAY 2023年10月

2023/10/01(日)12:46
img LISTedit
10月の季語、りんご

松岡正剛が校長をつとめるイシス編集学校で予定されている毎月の活動をご案内する短信「イシスDO-SAY(ドウ-セイ)」。

 

10月は開講ラッシュの月。基本コース[守]、応用コース[破]、未入門の方も参加可能になった[多読ジム]、[物語講座]、[花伝所]、そして編集工学研究所主催の[AIDA]が開講です。エディットツアーや学校説明会も目白押し。ご自身の編集力をさらに開花するためにも、参加できるコースを見つけて、編集の秋、編集の年末年始にしていただけたら幸いです。

 

こちらもお忘れなく!10月7日には、松岡正剛校長著の『知の編集工学(増補版)』が装丁も新たに登場します。楽しみですね。

 

では、10月も皆さんとともに、アレコレDOしてSAYしていきます。「イシスDO-SAY」 10月号をどうぞ。

(今月のカバー写真は、10月の季語「りんご」)

 

【2023年10月】

 

2023年10月1日(日) 第52期[守]伝習座、第51期[破]伝習座

開講を目前に、当期の指導陣が集合して行う研鑽の機会である伝習座が行われる。

▶ 関連記事 ぎょっとして指南の先の世界かな   ―師範代が見た51守伝習座

▶ 関連記事 ◎速報◎[破]には “怪物”が必要だ【50[破]伝習座】

▶ 関連記事 まなざしの奥にあるものは_第1視【50[破]伝習座】

 

2023年10月3日(火)本楼エディットツアー*福井千裕師範代

2万冊の蔵書を誇る編集工学研究所のブックサロン”本楼”を一般公開し、編集術ワークショップを開催。ナビゲーターは、エディストライターとしても大活躍中の福井千裕師範代。

申込はこちら

▶ 関連記事  福井師範代によるエディスト記事一覧はこちら

 

2023年10月5日(木)本楼エディットツアー*柳瀬浩之師範代

2万冊の蔵書を誇る編集工学研究所のブックサロン”本楼”を一般公開し、編集術ワークショップを開催。ナビゲーターは、エディスト渦チームにも参加する柳瀬浩之師範代。

申込はこちら

▶ 関連記事【脱・正解型の思考へ!】10/5(木)20時~本楼エディットツアー開催!

 

2023年10月7日(土) 『知の編集工学』増補版の出版

松岡正剛校長の著作であり、編集学校ではテキストとして使用する『知の編集工学』増補版が出版される。

 

2023年10月8日(日) 学校説明会(豪徳寺・本楼にてリアル開始)

イシス編集学校の学校説明会を開催。ナビゲーターはジャズシンガー・中原洋子師範。

申込はこちら

▶ 関連記事 本の読み方が変わる! 10/8(日)イシス編集学校 学校説明会@本楼を開催します

 

2023年10月9日(月・祝)本楼エディットツアー*相部礼子師範

[守]指導陣による編集術ワークショップを本楼で開催。ナビゲーターは相部礼子師範。

申込はこちら

 

2023年10月9日(月・祝) エディットツアー(オンライン)*大濱朋子 師範代

オンラインによる編集術ワークショップを開催。ナビゲーターは石垣島在住の美術教員、大濱朋子師範代。

申込はこちら

 

2023年10月9日(月)  [物語講座] 第16綴 開講

応用コース[破]修了者が参加できる物語講座、14期目から大幅なお題リニューアルを実施、順調に気を重ね、第16期目がスタート。

詳細・申込はこちら

▶ 関連情報 リアルな師脚座は、ますます物語に満ちている【16綴物語講座への誘い】

 

2023年10月9日(月) [多読ジム]シーズン16開始

[多読ジム]は、1シーズン(11週間)に3つのプログラムで構成される継続型コース。ストレッチのように軽くトレーニングすることも、自分の力に合わせて負荷をかけていくこともできるようにプログラムは設計されている。今期から未入門者も受講できるようになる。

関連情報 【限定10名】未経験者歓迎! <多読ジム◆入門編>OPEN! ※申込締切 10月2日(月) まで

関連情報 【申込受付中】多読ジム<入門編>で新しい読書体験をしませんか?

関連情報 【多読ジム募集】読書のフィジカルを鍛えよ season16・秋

 

2023年10月12日(木) エディットツアー(オンライン)*山本ユキ師範

オンラインによる編集術ワークショップを開催。ナビゲーターは山本ユキ師範。

申込はこちら

 

2023年10月14日(土) Hyper editing platform[AIDA] Season4開講

次世代リーダーの研鑽と共創の場、Season4が開講。2020年、15年の歴史を誇ったHyper-Corporate University [AIDA]が、座組を一新して、「Platform」として生まれ変わったHyper editing platform[AIDA]が開講。3月までの半年間、合宿を含む全6回のリアルセッションと、イシス編集学校のメソッドを取り入れたオンライン稽古とで構成される。

▶関連情報 【Archive】[AIDA]が描く「編集的社会像」


 

2023年10月15日(日) 本楼エディットツアー*高本沙耶 師範代

2万冊の蔵書を誇る編集工学研究所のブックサロン”本楼”を一般公開し、編集術ワークショップを開催。ナビゲーターは高本沙耶師範代。

詳細・申込はこちら

 

2023年10月16日(月) 応用コース[破] 第49期 開講

応用コース[破](基本コース卒門者対象)が開講日を迎える。

関連情報 【Archive】イシスの[破]がよくわかる!【番記者レポートまとめ】

 

2023年10月17日(火) 本楼エディットツアー*柳瀬浩之 師範代

2万冊の蔵書を誇る編集工学研究所のブックサロン”本楼”を一般公開し、編集術ワークショップを開催。ナビゲーターは、再び柳瀬浩之師範代。

詳細・申込はこちら

▶ 関連記事 【脱・正解型の思考へ!】10/5(木)20時~本楼エディットツアー開催!

 

2023年10月22日(日) 本楼エディットツアー*森川絢子 師範代

2万冊の蔵書を誇る編集工学研究所のブックサロン”本楼”を一般公開し、編集術ワークショップを開催。ナビゲーターは森川絢子師範代。

詳細・申込はこちら

 

2023年10月28日(土) 第40期花伝所 入伝式

ISIS花伝所では、道場で師範の指導を受けながら、インタースコア編集力を身につけるための5つのMを徹底的に鍛錬する。開講日には全員が集う入伝式が行われる。

▶ 関連情報 39[花] 入伝式「物学条々」-世界に向かうカマエをつくる

▶ 関連情報 「[週刊花目付#001] 解釈の冒険、あるいは表象の発見」

▶ 関連情報 人はどうして学ぶのか?「わかる」の先にあるものは 33[花]入伝式

 

2023年10月29日(日)エディットツアー(オンライン)*新井和奈 師範

オンラインによる編集術ワークショップを開催。ナビゲーターは母であり、産後セルフケアインストラクター・ダイエットコーチ・ヨガ講師でもある新井和奈師範。

申込はこちら

▶ 関連記事  9/9(土)開催、“本・人・型に出会える”エディットツアー

▶ 関連記事 編集で子育てをより楽しく!【編集体験エディットツアーby新井和奈レポ】

▶ 関連記事 【イシスの推しメン/12人目】アイドルママは3児の母!産後セルフケアインストラクター・新井和奈が美しさを保つ秘訣

 

2023年10月30日(月) 第52期 基本コース[守] 開講

第52期基本コース[守]が開講。お申し込みは10月15日まで。

詳細・申込はこちら

▶関連情報 編工研社長コラム「連編記」vol.2「感」:感じるという知性

関連情報 51[守]の様子が時系列でご覧いただけます→【Archive】51[守]クロニクル――鯉は竜になれたか 

 

2023年10月30日(日)  輪読座「富士谷御杖の言霊を読む」開莚(かいえん)

日本言語論シリーズ第一弾として、輪読座スタート。今期は、「富士谷御杖の言霊を読む」、江戸時代の中期から後期にかけて、本居宣長や賀茂真淵らの学問を摂取しながらも批判し、まったく新しい「言霊論」という見方を展開した知る人ぞ知る異才の国学者です。

輪読座は1回ずつでも参加が可能。ご参加希望の方はお問い合わせください。

詳細・申込はこちら

▶関連記事 バジラも感極まる梅園の人間学【輪読座 三浦梅園『玄語』を読む 第五輪】

▶関連記事 <特報>図解発表レポート【輪読座「幸田露伴を読む」第四輪】

▶関連記事 <速報>図解発表レポート【輪読座「幸田露伴を読む」第二輪】
▶関連記事 5/21(日)開催-今からでも間に合う!幸田露伴ゆかりの地を巡るツアー(輪読座「幸田露伴を読む」)

▶関連記事 露伴を読まずに日本を語るなかれ!「輪読座」4/30開講!

 


過去のDO-SAY

イシスDO-SAY 2020年1月】 

イシスDO-SAY 2020年2月】 

イシスDO-SAY 2020年3月】 

イシスDO-SAY 2020年4月】 

イシスDO-SAY 2020年5月】 

イシスDO-SAY 2020年6月】 

イシスDO-SAY 2020年7月】 

イシスDO-SAY 2020年8月

イシスDO-SAY 2020年9月】 

イシスDO-SAY 2020年10月】 

イシスDO-SAY 2020年11月】 

イシスDO-SAY 2020年12月】 

イシスDO-SAY 2021年1月】 

イシスDO-SAY 2021年2月】 

イシスDO-SAY 2021年3月】 

イシスDO-SAY 2021年4月

イシスDO-SAY 2021年5月

イシスDO-SAY 2021年6月

イシスDO-SAY 2021年7月

イシスDO-SAY 2021年8月

イシスDO-SAY 2021年9月

イシスDO-SAY 2021年10月

イシスDO-SAY 2021年11月

イシスDO-SAY 2022年1月

イシスDO-SAY 2022年2月

イシスDO-SAY 2022年3月

イシスDO-SAY 2022年4月

イシスDO-SAY 2022年5月

イシスDO-SAY 2022年6月

イシスDO-SAY 2022年7月

イシスDO-SAY 2022年8月

イシスDO-SAY 2022年9月

イシスDO-SAY 2022年10月

イシスDO-SAY 2022年11月

イシスDO-SAY 2022年12月

イシスDO-SAY 2023年1月

イシスDO-SAY 2023年2月

イシスDO-SAY 2023年3月

イシスDO-SAY 2023年4月

イシスDO-SAY 2023年5月

イシスDO-SAY 2023年6月】

イシスDO-SAY 2023年7月】

イシスDO-SAY 2023年8月】

イシスDO-SAY 2023年9月】

 

  • エディスト編集部

    編集的先達:松岡正剛
    「あいだのコミュニケーター」松原朋子、「進化するMr.オネスティ」上杉公志、「職人肌のレモンガール」梅澤奈央、「レディ・フォト&スーパーマネジャー」後藤由加里、「国語するイシスの至宝」川野貴志、「天性のメディアスター」金宗代副編集長、「諧謔と変節の必殺仕掛人」吉村堅樹編集長。エディスト編集部七人組の顔ぶれ。

  • ISIS co-mission (イシス編集学校アドバイザリー・ボード)

    イシス・コミッション DO-SAY 2025年6月

    イシス編集学校のアドバイザリー・ボード「ISIS co-mission」(イシス・コミッション)に名を連ねる9名のコミッション・メンバーたちが、いつどこで何をするのか、編集的活動、耳寄りニュースなど、予定されている動静を […]

  • 田中優子の酒上夕書斎|第一夕『普賢』石川淳(2025年5月27日)

    学長 田中優子が一冊の本をナビゲートするYouTube LIVE番組「酒上夕書斎(さけのうえのゆうしょさい」。書物に囲まれた空間で、毎月月末火曜日の夕方に、大好きなワインを片手に自身の読書遍歴を交えながら語ります。 &n […]

  • 【多読アレゴリアTV】一倉広美の「イチクラ!」着物をアートでコーデする

    芽吹きの春から滴りの夏へ。いよいよ熱を帯びてきた多読アレゴリアの旬をお届けします。松岡正剛より「支度天」の名を受けたダンドリ仕掛け人・武田英裕キャスターと共に、守師範の一倉広美がアシスタントをつとめる『多読アレゴリアTV […]

  • 【タドクラ通信(25春)】「私の本棚」、続々誕生中!

    この春オープンした「多読ジムClassic(25春)」も、数日のアディショナルタイムを経て、5月28日に今シーズンを無事に終了しました。3つのトレーニングお題を一挙出題! という初の試みのなか、好きなお題から、自由に行っ […]

  • 水無月

    イシスDO-SAY 2025年6月

    イシス編集学校で予定されている毎月の活動をご案内する短信「イシスDO-SAY(ドウ-セイ)」。   6月のDo-Sayをお届けします。今月はイベントを多数予定していますよ!そして、イシス編集学校初のクラブ活動 […]

コメント

1~3件/3件

川邊透

2025-06-17

私たちを取り巻く世界、私たちが感じる世界を相対化し、ふんわふわな気持ちにさせてくれるエピソード、楽しく拝聴しました。

虫に因むお話がたくさん出てきましたね。
イモムシが蛹~蝶に変態する瀬戸際の心象とはどういうものなのか、確かに、気になってしようがありません。
チョウや蚊のように、指先で味を感じられるようになったとしたら、私たちのグルメ生活はいったいどんな衣替えをするのでしょう。

虫たちの「カラダセンサー」のあれこれが少しでも気になった方には、ロンドン大学教授(感覚・行動生態学)ラース・チットカ著『ハチは心をもっている』がオススメです。
(カモノハシが圧力場、電場のようなものを感じているというお話がありましたが、)身近なハチたちが、あのコンパクトな体の中に隠し持っている、電場、地場、偏光等々を感じ取るしくみについて、科学的検証の苦労話などにもニンマリしつつ、遠く深く知ることができます。
で、タイトルが示すように、読み進むうちに、ハチにまつわるトンデモ話は感覚ワールド界隈に留まらず、私たちの「心」を相対化し、「意識」を優しく包み込んで無重力宇宙に置き去りにしてしまいます。
ぜひ、めくるめく昆虫沼の一端を覗き見してみてください。

おかわり旬感本
(6)『ハチは心をもっている』ラース・チットカ(著)今西康子(訳)みすず書房 2025

川邊透

2025-06-17

私たちを取り巻く世界、私たちが感じる世界を相対化し、ふんわふわな気持ちにさせてくれるエピソード、楽しく拝聴しました。

虫に因むお話がたくさん出てきましたね。
イモムシが蛹~蝶に変態する瀬戸際の心象とはどういうものなのか、確かに、気になってしようがありません。
チョウや蚊のように、指先で味を感じられるようになったとしたら、私たちのグルメ生活はいったいどんな衣替えをするのでしょう。

虫たちの「カラダセンサー」のあれこれが少しでも気になった方には、ロンドン大学教授(感覚・行動生態学)ラース・チットカ著『ハチは心をもっている』がオススメです。
(カモノハシが圧力場、電場のようなものを感じているというお話がありましたが、)身近なハチたちが、あのコンパクトな体の中に隠し持っている、電場、地場、偏光等々を感じ取るしくみについて、科学的検証の苦労話などにもニンマリしつつ、遠く深く知ることができます。
で、タイトルが示すように、読み進むうちに、ハチにまつわるトンデモ話は感覚ワールド界隈に留まらず、私たちの「心」を相対化し、「意識」を優しく包み込んで無重力宇宙に置き去りにしてしまいます。
ぜひ、めくるめく昆虫沼の一端を覗き見してみてください。

おかわり旬感本

(6)『ハチは心をもっている』ラース・チットカ(著)今西康子(訳)みすず書房 2025

大沼友紀

2025-06-17

●記事の最後にコメントをすることは、尾学かもしれない。
●尻尾を持ったボードゲームコンポーネント(用具)といえば「表か裏か(ヘッズ・アンド・テイルズ:Heads And Tails)」を賭けるコイン投げ。
●自然に落ちている木の葉や実など放って、表裏2面の出方を決める。コイン投げのルーツてあり、サイコロのルーツでもある。
●古代ローマ時代、表がポンペイウス大王の横顔、裏が船のコインを用いていたことから「船か頭か(navia aut caput)」と呼ばれていた。……これ、Heads And Sailsでもいい?
●サイコロと船の関係は日本にもある。江戸時代に海運のお守りとして、造成した船の帆柱の下に船玉――サイコロを納めていた。
●すこしでも顕冥になるよう、尾学まがいのコメント初公開(航海)とまいります。お見知りおきを。
写真引用:
https://en.wikipedia.org/wiki/Coin_flipping#/media/File:Pompey_by_Nasidius.jpg