発声の先達、赤ん坊や虫や鳥に憑依してボイトレしたくなりました。
写真は、お尻フリフリしながら演奏する全身楽器のミンミンゼミ。思いがけず季節に先を越されたセミの幼虫たちも、そろそろ地表に出てくる頃ですね。

松岡正剛が校長をつとめるイシス編集学校で予定されている毎月の活動をご案内する短信「イシスDO-SAY(ドウ-セイ)」。
4月に始まったコースがぞくぞくと終わりを迎え、今月は修了式である「感門之盟」が行われます。世界読書奥義伝 [離] も、ゴールの10月に向けてラストスパートに入ります。編集が、ここでもあそこでも起こり続ける9月の「イシスDO-SAY」をどうぞ。今月も皆さんとともに、アレコレDOしてSAYしていきます。
【2022年9月】
2022年9月4日(日) 物語講座15綴 師脚座 開催
2022年10月10日(月) に開講する[物語講座]第15綴に向けて、指導陣が集合。物語技法と指南の方法について交し合いを行う。
※物語講座のお申し込みはこちら
▶ 関連記事 来たれ叢衆! 物語[12]綴、始動
2022年9月10日、11日(土日) 第79回 感門之盟
第79回 感門之盟(コース修了式)が開催。対象となるコースは、49[守]、48[破]、37[花]。今回のテーマは『イシス題バーシティ』 。
▶ 関連情報 【第79回感門之盟予告 新たな価値を創造する―P-1グランプリの挑戦】
▶ 関連情報 【大募集】歴史を刻め!新しい「お題」をつくるのはキミだ!!
2022年9月13日(火) ISISフェスタ『情報の歴史21』の読み方〜ヤマザキマリ
驚異の世界同時年表『情報の歴史21』の読み方を知識人が次々語るトークシリーズ。今回は、テルマエロマエでご存じの方も多いだろう、ヤマザキマリさんを迎えての開催。会場参加は満員御礼、オンライン参加は直前までお申し込みが可能です。
※お申込みはこちら
▶関連情報 『情歴21』第7弾 ヤマザキマリ、現る!!!!!【ISIS FESTA SP】
アーカイブ:
第6弾 佐藤優が語る、「大きなナラティブ」に流されずにロシア・ウクライナ情勢を読む方法【ISIS FESTA SP速報】
第5弾 次の舞台は宇宙へ!「日本のインターネットの父」が語る、インターネットの過去と未来【ISIS FESTA SP速報】
第4弾 現代≒中世?! メタヴァース時代に「デジタル農奴」に陥らないために【ISIS FESTA SP速報】
第3弾 田中優子さんの語る『情歴』の3つの読み【ISIS FESTA SP速報】
第2弾 ロシアはヨーロッパなのか 大澤真幸氏の語る「情歴」の読み方とは【イベントレポ】
第1弾 もしも山本貴光が『情歴21』を読んだら…?【ISIS FESTA SP開催中!】
2022年9月17日(土)学校説明会
10月に開講する[守]にむけて、本楼での学校説明会が始まっている。編集術のワークを体験して、イシス編集学校をもっと知る機会。
▶ 関連情報 8月6日開催!編集盆踊り・学校説明会
※10月までに開催される学校説明会スケジュール・お申込みはこちらからご覧ください。
2022年9月18日(日) 共読online(目次読書ワークショップ) 開催
大好評の目次読書ワークショップ「共読online」が9月の第3日曜日にも開催される。無料で参加できるのは今回まで。この機会に体験ください。
▶関連情報:たった1時間で新書1冊が読める!目次読書ワークショップが始動。初回、大盛況。
▶詳細・申込:https://shop.eel.co.jp/products/list?category_id=41
※読書の力をつけるため[多読ジム]も、秋の申し込みがスタートしています
詳細はこちら →【予告!】本まみれの読書の秋へ season12・秋
2022年9月23日(金) 間庵
[AIDA]アドバイザリー・ボードメンバーでもあり、イシス編集学校でも学ばれた田中優子さんが庵主をつとめ、松岡座長と場を共にする[間庵(まあん)]が開座する。松岡正剛の「方法日本」を極める全3回講座の最終回、お見逃しなく。
▶関連情報 庵主・田中優子が「アワセとムスビ」で歴史を展く【間庵/講1速報】
▶関連情報 田中優子が『アート・ジャパネスク』からひも解く「方法日本」【間庵/講2速報】
▶関連情報 田中優子さんの語る『情歴』の3つの読み【ISIS FESTA SP速報】
▶関連情報 【新春企画★Quedist】田中優子さんインタビュー(1)ISISデビュー:広げるほど深くなる
2022年9月25日(日) 輪読座
2022年春からはじまった今期の輪読座のテーマは、初めての湯川秀樹。今月が最終回となる。『日本哲学シリーズ「湯川秀樹を読む」』第6輪は、「同定理論と創造の回復」。輪読座は、今からでも途中参加が可能です。ご参加希望の方はお問い合わせください。
※詳細・お申し込みはこちら
▶関連情報 2022年に湯川秀樹を学ぶ理由【輪読座 第1輪】
▶関連情報 フラジャイルな少年、湯川秀樹は科学の詩を見つけた【輪読座 湯川秀樹を読む 第1輪】
▶関連情報 「新奇性」で湯川秀樹を読む【輪読座第2輪】
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▶関連情報 湯川秀樹と日本近代科学のクロニクルを追う【輪読座 湯川秀樹を読む 第3輪】
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過去のDO-SAY
エディスト編集部
編集的先達:松岡正剛
「あいだのコミュニケーター」松原朋子、「進化するMr.オネスティ」上杉公志、「職人肌のレモンガール」梅澤奈央、「レディ・フォト&スーパーマネジャー」後藤由加里、「国語するイシスの至宝」川野貴志、「天性のメディアスター」金宗代副編集長、「諧謔と変節の必殺仕掛人」吉村堅樹編集長。エディスト編集部七人組の顔ぶれ。
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2025-07-01
発声の先達、赤ん坊や虫や鳥に憑依してボイトレしたくなりました。
写真は、お尻フリフリしながら演奏する全身楽器のミンミンゼミ。思いがけず季節に先を越されたセミの幼虫たちも、そろそろ地表に出てくる頃ですね。
2025-06-30
エディストの検索窓に「イモムシ」と打ってみたら、サムネイルにイモムシが登場しているこちらの記事に行き当たりました。
家庭菜園の野菜に引き寄せられてやって来る「マレビト」害虫たちとの攻防を、確かな観察眼で描いておられます。
せっかくなので登場しているイモムシたちの素性をご紹介しますと、アイキャッチ画像のサトイモにとまる「夜行列車」はセスジスズメ(スズメガ科)中齢幼虫、「少し枯れたナガイモの葉にそっくり」なのは、きっと、キイロスズメ(同科)の褐色型終齢幼虫です。
添付写真は、文中で目の敵にされているヨトウムシ(種名ヨトウガ(ヤガ科)の幼虫の俗称)ですが、エンドウ、ネギどころか、有毒のクンシラン(キョウチクトウ科)の分厚い葉をもりもり食べていて驚きました。なんと逞しいことでしょう。そして・・・ 何と可愛らしいことでしょう!
イモムシでもゴキブリでもヌスビトハギでもパンにはえた青カビでも何でもいいのですが、ヴィランなものたちのどれかに、一度、スマホレンズを向けてみてください。「この癪に触る生き物をなるべく魅力的に撮ってやろう」と企みながら。すると、不思議なことに、たちまち心の軸が傾き始めて、スキもキライも混沌としてしまいますよ。
エディスト・アーカイブは、未知のお宝が無限に眠る別銀河。ワードさばきひとつでお宝候補をプレゼンしてくれる検索窓は、エディスト界の「どこでもドア」的存在ですね。
2025-06-28
ものづくりにからめて、最近刊行されたマンガ作品を一つご紹介。
山本棗『透鏡の先、きみが笑った』(秋田書店)
この作品の中で語られるのは眼鏡職人と音楽家。ともに制作(ボイエーシス)にかかわる人々だ。制作には技術(テクネ―)が伴う。それは自分との対話であると同時に、外部との対話でもある。
お客様はわがままだ。どんな矢が飛んでくるかわからない。ほんの小さな一言が大きな打撃になることもある。
深く傷ついた人の心を結果的に救ったのは、同じく技術に裏打ちされた信念を持つ者のみが発せられる言葉だった。たとえ分野は違えども、テクネ―に信を置く者だけが通じ合える世界があるのだ。