発声の先達、赤ん坊や虫や鳥に憑依してボイトレしたくなりました。
写真は、お尻フリフリしながら演奏する全身楽器のミンミンゼミ。思いがけず季節に先を越されたセミの幼虫たちも、そろそろ地表に出てくる頃ですね。

松岡正剛が校長をつとめるイシス編集学校で予定されている毎月の活動をご案内する短信「イシスDO-SAY(ドウ-セイ)」。2023年が始まりました。イシス編集学校は年始1月から編集行事が盛りだくさんでしたね。
さあ、2月も皆さんとともに、アレコレDOしてSAYしていきます。「イシスDO-SAY」2月号をどうぞ。
(今月のカバー写真は、2月の季語「橙」)
トリガーショット、編伝1910、窯変三譚、最後のエピローグ推敲を経て、物語講座が績了を迎える。
▶関連記事 [15綴・物語講座]「あいだ」を物語る、リアル稽古・蒐譚場
▶関連記事 12[綴]蒐譚場 物語をめぐる10ページ
師範代養成コースであるISIS花伝所の指導陣が、編集を体験できるエディットツアーを開催。「ISISのしくみ」をテーマにしたレクチャー&ワークショップにより、イシス編集学校の秘密に迫ります。未入門の方もご参加可能。お待ちしております。
※詳細・お申込はこちらからご覧ください
※参考記事:【花伝OLエディットツアー 2月5日】ISISのしくみ探検!
▶関連記事 <編集力>は共読で開花する!【花伝エディットツアー】
2023年2月11日(土) 共読online 開催
イシス編集学校 校長松岡正剛直伝の「目次読書」に「マーキング読書」も加味したスペシャル・カリキュラム。[多読ジム] 参加メンバーのためのグループレッスンとして始まったものだが、未体験の方にもご参加いただけるようにいたしました。
※お申込はこちら
▶関連情報 たった1時間で新書1冊が読める!目次読書ワークショップが始動。初回、大盛況。
2023年2月11日(土) Hyper Editing Platform AIDAシーズン3 第五講
10月15日からスタートしたHyper Editing Platform [AIDA]シーズン3の第五講が開催。
▶ 関連情報 AIDA Season3「日本語としるしのAIDA」、本日開幕!
▶ 関連情報 日本語としるしの秘密は源氏物語にある AIDA Season3 第1講 10shot
▶ 関連情報 中世の九相図から無常を読む AIDA Season3 第2講 10shot
▶ 関連情報 むべ山風、台風と革命が渦巻く AIDA Season3 第3講前半
▶ 関連情報 聖なる顕現は必ず「しるし」をもっていた AIDA Season3 第3講後半
▶ 関連情報 其処彼処に「間」が立ち現れる AIDA Season3 第4講
2023年2月12日(日) 物語編集術 体験ツアー「ストーリーテラーになろう!~型から跳び出す物語」
情報編集力の実践篇・[破]応用コースの方法に迫る体験ツアー。 [破]指導陣がナビゲート。今回は「物語編集術」をテーマに、編集の「型」を使うワークショップを楽しみながら、発想を広げ物語を組み上げる体験できます。お待ちしています。
※詳細・お申し込みはこちらからご覧ください
※参考記事:【破 物語編集術体験ツアー 2月12日】 ストーリーテラーになろう!~型から跳び出す物語
▶関連記事 【[破]エディットツアー報告】感涙の物語に潜む型-物語編集術入門
2023年2月12日(日) 49期 [破] 突破日
第49[破]応用コースは、4カ月の編集稽古をすべて終え、修了日を迎える。
▶関連情報 〈突破者が書く!第1弾〉【79感門】編集道は偶然の連続(河野智寿)
▶関連情報 〈突破者が書く!第2弾〉【79感門】幼心を再編集する全然アート(中川治靖)
▶関連情報 〈突破者が書く!第3弾〉【79感門】ことことと俳句がつなぐイシスの和(一倉広美)
▶関連情報 【エアサックス加藤の三度目の突破01】編集天狗と突破を誓う!
2023年2月12日(日) 物語講座15綴 選評会議
[物語講座]の指導陣が集まり、選評会議が行われる。
▶関連情報 [15綴・物語講座]「あいだ」を物語る、リアル稽古・蒐譚場
2023年2月19日(日) 50[守] 卒門日
[守]では、4ヶ月38題の全てに回答することが卒門条件。卒門を果たすと破講座に進む資格を得ることができる。
▶関連情報 【Archive】48[守]クロニクル――19教室の得番録REMIX
2023年2月26日(日) 輪読座
今期は三浦梅園を取りあげている。第五回は、”『玄語2』 【小冊、人部】”がテーマ。
輪読座は、今からでも途中参加が可能。ご参加希望の方はお問い合わせください。
※詳細・お申し込みはこちら
▶ 関連情報 【受付開始】10/30〜輪読座「三浦梅園『玄語』を読む」情報公開&申込受付中!
▶ 関連情報 学徒よ、梅園を知れ【輪読座第1輪】
▶ 関連情報 梅園流!学びをほぐす方法【輪読座第二講】
▶ 関連情報 クリスマスに梅園を!【輪読座第三輪】
2023年2月27日(月) 学校説明会
基本コース[守]をご検討のみなさまや「編集」にご興味のある方など、どなたでもご参加いただける学校説明会。「イシス編集学校で学べることとは?」「教室」のしくみ」を中心にお話し、ミニワークを体験。
※詳細・お申し込みはこちら
過去のDO-SAY
エディスト編集部
編集的先達:松岡正剛
「あいだのコミュニケーター」松原朋子、「進化するMr.オネスティ」上杉公志、「職人肌のレモンガール」梅澤奈央、「レディ・フォト&スーパーマネジャー」後藤由加里、「国語するイシスの至宝」川野貴志、「天性のメディアスター」金宗代副編集長、「諧謔と変節の必殺仕掛人」吉村堅樹編集長。エディスト編集部七人組の顔ぶれ。
イシス編集学校で予定されている毎月の活動をご案内する短信「イシスDO-SAY(ドウ-セイ)」。 梅雨があけた地域も出てきました、いよいよ日本列島に夏到来ですね!イシス編集学校でも熱い夏が始まります。7月のス […]
編集部が選ぶ2025年5月に公開した注目のイチオシ記事9選+α
公開されるエディスト記事は、毎月30本以上!エディスト編集部メンバー&ゲスト選者たちが厳選した、注目の”推しキジ” をお届けしています。見逃した方はぜひこちらの記事でキャッチアップを。 今回は、2025年5月に公開さ […]
田中優子の酒上夕書斎|第二夕『S/Z バルザック『サラジーヌ』の構造分析』ロラン・バルト(2025年6月24日)
学長 田中優子が一冊の本をナビゲートするYouTube LIVE番組「酒上夕書斎(さけのうえのゆうしょさい」。書物に囲まれた空間で、毎月月末火曜日の夕方に、大好きなワインを片手に自身の読書遍歴を交えながら語 […]
イシス編集学校のアドバイザリー・ボード「ISIS co-mission」(イシス・コミッション)に名を連ねる9名のコミッション・メンバーたちが、いつどこで何をするのか、編集的活動、耳寄りニュースなど、予定されている動静を […]
田中優子の酒上夕書斎|第一夕『普賢』石川淳(2025年5月27日)
学長 田中優子が一冊の本をナビゲートするYouTube LIVE番組「酒上夕書斎(さけのうえのゆうしょさい」。書物に囲まれた空間で、毎月月末火曜日の夕方に、大好きなワインを片手に自身の読書遍歴を交えながら語 […]
コメント
1~3件/3件
2025-07-01
発声の先達、赤ん坊や虫や鳥に憑依してボイトレしたくなりました。
写真は、お尻フリフリしながら演奏する全身楽器のミンミンゼミ。思いがけず季節に先を越されたセミの幼虫たちも、そろそろ地表に出てくる頃ですね。
2025-06-30
エディストの検索窓に「イモムシ」と打ってみたら、サムネイルにイモムシが登場しているこちらの記事に行き当たりました。
家庭菜園の野菜に引き寄せられてやって来る「マレビト」害虫たちとの攻防を、確かな観察眼で描いておられます。
せっかくなので登場しているイモムシたちの素性をご紹介しますと、アイキャッチ画像のサトイモにとまる「夜行列車」はセスジスズメ(スズメガ科)中齢幼虫、「少し枯れたナガイモの葉にそっくり」なのは、きっと、キイロスズメ(同科)の褐色型終齢幼虫です。
添付写真は、文中で目の敵にされているヨトウムシ(種名ヨトウガ(ヤガ科)の幼虫の俗称)ですが、エンドウ、ネギどころか、有毒のクンシラン(キョウチクトウ科)の分厚い葉をもりもり食べていて驚きました。なんと逞しいことでしょう。そして・・・ 何と可愛らしいことでしょう!
イモムシでもゴキブリでもヌスビトハギでもパンにはえた青カビでも何でもいいのですが、ヴィランなものたちのどれかに、一度、スマホレンズを向けてみてください。「この癪に触る生き物をなるべく魅力的に撮ってやろう」と企みながら。すると、不思議なことに、たちまち心の軸が傾き始めて、スキもキライも混沌としてしまいますよ。
エディスト・アーカイブは、未知のお宝が無限に眠る別銀河。ワードさばきひとつでお宝候補をプレゼンしてくれる検索窓は、エディスト界の「どこでもドア」的存在ですね。
2025-06-28
ものづくりにからめて、最近刊行されたマンガ作品を一つご紹介。
山本棗『透鏡の先、きみが笑った』(秋田書店)
この作品の中で語られるのは眼鏡職人と音楽家。ともに制作(ボイエーシス)にかかわる人々だ。制作には技術(テクネ―)が伴う。それは自分との対話であると同時に、外部との対話でもある。
お客様はわがままだ。どんな矢が飛んでくるかわからない。ほんの小さな一言が大きな打撃になることもある。
深く傷ついた人の心を結果的に救ったのは、同じく技術に裏打ちされた信念を持つ者のみが発せられる言葉だった。たとえ分野は違えども、テクネ―に信を置く者だけが通じ合える世界があるのだ。